今日の焙煎室 ハンドピック
コーヒーの表記で生産国の後にNO.1とかNO.2、
或はAA、SHB G-1というのがあります。
コーヒーの生産国ごとに品質基準を定めて格付けを行います。
これはコーヒーの等級を表すものです。
NO.1というのは、懐かしいブルーマウンテン、
AAというのはタンザニア、SHBがグァテマラ、
G-1というのはマンデリンとかエチオピアについています。
ブラジルの場合、欠点豆の数と豆のサイズと味(カップ)によって
等級が付けられます。
ブラジルNO.2というのがブラジルでは欠点豆が一番少ない等級のものです。
ブラジルでは、NO.1というのは、農作物である以上、
欠点豆が全く無いというのは現実的でないという考えから
NO.2が最良とされています。
ここ数年、豆が高騰しているのと比例しているか、反比例しているのか・・・
欠点豆が非常に多くなっています。
コーヒーの味にダメージを与える未熟豆、発酵豆などは、
焙煎後にハンドピックをして除去するのですが、
その作業が半端じゃなく多くなっています。
収穫後、生産国から限られた量のサンプルが届き
ローストをして味を判断をするのですが、
それだけでは観えない全体像があまりにも大きいと感じるこの頃です。
せっかくのポテンシャルの高いコーヒーが残念でなりません。
ブレンドの場合、外せないコーヒーである以上、
ひたすらハンドピックをするしかないのです!
と自分に言い聞かせて・・・・